これまでのブログを読み返して、一年間での自分の変化を感じ取ることができた。
主にパチンコで作った借金をどう返済するかで右往左往していた自分
自分で休職願いを出しながら、勝手に復職時期を夏休みと決めていた自分
パチンコもとまらないままだった自分
今は
自己破産して免責決定を受け身軽になった自分
退職してニュートラルになった自分
パチンコも止まった自分
一年間で問題の大半が片付いてしまった。これは奇跡!この12STEPプログラムのもたらした奇跡としか言いようがない。あんなに死にたかった自分が、今はよりよく、落ち着いて生きていきたいと願っている。すごいことだ。
自分は2002年当時、妻とは家庭内別居で離婚もカウントダウンに入っていた。アルコールにつかまっていて、病院で解毒してもらって一人断酒を2ヶ月していたが、続かないような思いでAAにつながった。そして妻との関係は見事に修復され、結婚生活は明るくなり、おまけに次男まで授かった。
2005年暮れごろからAAミーティングを離れ、「自力で大丈夫」とたかをくくり、それにパチンコのことを知られたくなかったのもあって、事業運営も危機を脱出する見込みが出てきたところで「有頂天」のピンクの雲に乗っかってパチンコ依存につかまってしまった。
自分のポケットマネーでは足りなくなりカードローンで借りるようになり、あっという間に返済能力を超えていった。仕事のストレスからの逃避、パチンコ台の前だけが自分が安心していられる場所になっていた。給料のごまかしやローンが妻にばれるのを恐れて「ウソ」ばっかりの生活。職場にもウソ、家庭でもウソ、自分で自分の居場所をなくしていた。
2007年11月 とうとう酒瓶が目に大きく映ってきた。一口飲んでしまった。自分でも「これについては嘘をつけない」という気持ちを持っていた。でもAAに戻るまでにはそれから半年の時間がかかってしまった。2008年5月 ギブアップして休職し、AAに戻った。そしてそれから一年。
自分はようやく素面のスタートラインに立つことができた。
AAから離れてスリップまで1年半だった。そしてそこからスタート地点までも1年半。時間というものを大切にしないとどうにもならない病気なんだ。
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