スポンサーにも医師にも指摘されたことだが、自分のもっとも弱いところは責任の境界線が上手に引くことができないこと。健常者は「ここまでは自分の責任」「この先は他人の責任」と明確に線引きをする。仕事や責任ががたくさん覆いかぶさってきた時にも、それを整理して「自分が手を出すのはここまでで後は他人に任せる」ということができるのだが、私はそういうところが下手だしわからなくなることがしばしば。
今回の休職に至った経緯でも兄との問題で実家との距離がうまく取れず変に責任を背負い込もうとしたり、今の自分ではできないことをやらなくてはならない・・・と思い込んでしまって身動きが取れなくなっていったことが大本。
仕事での自分の責任範囲が次第に広がっていったことでも、境界線が引けないために何もかも背負い込んで「ねばならない」という意識にとらわれて結局は背負い込むことも投げ出すことも、他者に押し付けることもできなくて自滅した。
自分と他人との境界線がうまく引けないというのは自己評価の低さと背中合わせの自分の能力への過大評価という両極端な感覚があるからだろう。ここのところで自分の現実の能力をあるがままに見つめて「できることだけに絞り込む」という作業が必要なんだろうな。それをすると「その程度の能力なのか」と思われることを恐れているから背負い込んでしまうんだ。
自分に自信を持っていいのか、どうなのか・・もわからない。本当に淡々と仕事をしている人がうらやましいと感じる。
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